2016年3月2日水曜日

男性の薄毛・脱毛はAGA(エージーエー)と呼ばれる


小泉純一郎さん 1942年生まれ


AGAは、男性型脱毛症(Androgenetic Alopecia)という医学用語の略だ。

AGAで悩む人は、現在、全国で1,260万人ともいわれ、男性ホルモンや遺伝の影響などが、主な原因と考えられている。


AGAの人では、一般的に、額の生え際や頭頂部周辺の毛が薄くなり、脱毛が進行する。

進行の程度は、人によって異なり、前頭部や頭頂部、どちらかが進行する場合も、両方薄くなる場合もある。

遺伝が原因でAGAを発症する男性は25%とされている。

しかし、遺伝子で全てが決まるというわけではない。

環境や生活習慣もAGAの原因になる。
 
遺伝だけが原因であれば、一卵性双生児の2人で薄毛の進行は同じ程度になるはずだが、仕事や食生活、飲酒や喫煙などの生活習慣によって、同じ年齢でも進行度合いは異なるという。

つまり、遺伝が全てではないということだ。

AGAは遺伝の影響に加え、環境や生活習慣などの因子の影響も無視できないという。

ストレスもAGAの原因になる。

ストレスを強く感じると、自律神経などのバランスが乱れる。その結果、血流が悪化し、毛乳頭まで栄養が行き届かなくなる。

ストレスは、髪の成長を妨げるだけでなく、あらゆる病気に悪影響を及ぼすので、ストレスをためない工夫が必要となる。

また、食事や生活習慣も重要だ。

栄養バランスの悪い食事や喫煙習慣、睡眠不足などで、身体の新陳代謝が低下する。そして、頭皮の状態にも悪影響を及ぼすので、毛髪の健康を損なう原因となる。



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