2016年3月23日水曜日

アンチ・エイジングとは?

アンチ・エイジングとは

「アンチ・エイジング」とは、「アンチ」と「エイジング」という二つの英単語から成っていて、日本語で言うと、「加齢(老化)に対抗・抵抗する」という意味です。

「アンチ」という英単語の印象から「不老不死」を想像される方もいるかもしれませんが、「アンチ・エイジング」は、そうではありません。

「アンチ・エイジング」とは、「人生の時計の針を永遠に止めること」ではなく、「針を少し戻したり、その進みを遅らせること」なのです。

肌の若返りは、スキン・ケアや医学的治療により、外部から皮膚そのものをケアすることで、「針を少し逆戻りさせ る」ことになります。

サプリメントやホルモン補充療法など、体の内部から全身的に若返りを図る方法、つまり、全身的な老化防止策が、「針の進みを遅らせる」方法として、注目を集めています。


ビル・クリントンさん 1946年生まれ


暦年齢と生物学的年齢

年齢には、生年月日を基準とする「暦年齢(カレンダー・エイジ)」と、精神的な機能も含めた健康状態を表す「生物学的年齢(リアル・エイジ)」の二種類があります。

アンチ・エイジングは、中高年の方々を対象にして、前者をほぼ無視して、後者を重視します。

「生物学的年齢(リアル・エイジ)」を「若く保ち、健康を維持し、少しだけ時計の針を戻す」ことが、アンチ・エイジングの考え方の基盤となっています。


クオリティー・オブ・ライフ(Q.O.L)の三位一体

アンチ・エイジングとは、老年期のQ.O.L(人生の質)の向上を目指すものでもあります。

むろん、中高年者にも当てはまりますが、特に高齢者にとって、Q.O.L.の指標は何でしょうか?

「疾病予防」
「社会生活」
「判断力と体力」

この3つの条件の輪が、重なったところに、高齢者のQ.O.Lがあります。

アンチ・エイジングは、老年期の方々が、毎日の生活を、できるだけ楽しめるようにすることでもあります。例えば、年をとっても、いつまでも読書を楽しめるということは、素晴らしいことですね。



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