2016年3月10日木曜日

肺の老化を防いで健康に! 呼吸器系のリスクを減らす食べ物

若々しい肺を持つ、三浦雄一郎さん 1932年生まれ


体のすべての細胞は、活動をするために酸素を必要としています。

その酸素を取り入れる役割りを果たしてくれるのが、肺などの呼吸器です。

肺を元気に保つということは、全身の細胞に栄養をきちんと送り届けられるということです。

肺がんなどのリスクの低下にもつながるので、キレイで健康な肺を維持しましょう。

肺を健康に保つことに一番重要なのは、キレイで新鮮な空気を取り入れることです。

タバコを吸わない、排気ガスの多い道路を避けるなど、日常生活の中で意識をする。

食べ物で肺を健康に保つには、呼吸器の粘膜の免疫力を高めること、抗生・抗菌作用があること、細胞が機能するために必要な栄養素を摂ることが重要です。



肺の免疫力を高める食べ物

肺の免疫力を高めるには、抗酸化作用のある食べ物をしっかり摂取することが必要です。

活性酸素の活動を抑え、肺を酸化から守りましょう。

活性酸素とは、酸素の一部が有害物質に変化したもの。

だれの体にも存在しており、体の老化を進める要因の1つです。

特にタバコや排気ガスなど体に有害なものを取り込むと、そこに活性酸素が大量発生しますので、危険です。

ビタミンA、C、E
 
抗酸化ビタミンであるビタミンA、ビタミンC、ビタミンEは積極的に摂取しましょう。

ビタミンAはレバーなどに多く含まれることで有名ですが、脂肪の取り すぎにもつながりますので、モロヘイヤ、ニンジン、パセリ、ほうれん草などから摂取すると良いでしょう。ビタミンCはピーマン、キャベツ、ケール、ゴー ヤ、柿、キウイ、かんきつ類などに豊富に含まれています。ビタミンEは魚の鮎、イワシ、ほたるいか。野菜だとモロヘイヤ、カボチャ、赤ピーマン、またアー モンドなどのナッツ類にも豊富に含まる。

ポリフェノール
 
植物の持つ力、フィトケミカルの1つポリフェノール。

このポリフェノールは多くの抗酸化作用を含んでいます。アントシアニン(ブルーベリー、ブドウ)、イ ソフラボン(大豆)、フラボン(セロリ、ピーマン)、カテキン(緑茶、カカオ)、フラボノール(ブロッコリー、タマネギ)。

カロテノイド
 
カロテノイドは、ポリフェノールと同じく植物の力フィトケミカルの1つです。

α-カロテン(ニンジン、カボチャ)、β-カロテン(ニンジン、カボチャ、ト マト)、β-クリプトキサンチン(ミカン、ほうれん草)、リコピン(トマト)、ルテイン(ほうれん草、ブロッコリー)、ゼアキサンチン(カボチャ、とうも ろこし、もも)。


肺の細胞機能を高める食べ物

肺などの呼吸器の細胞が活発に働くための必要な栄養素。

n-3系脂肪酸、n-6系脂肪酸が多い食べ物
 
体内のコレステロール値などを下げてくれるのがn-3 系脂肪酸、n-6系脂肪酸。

この脂肪酸はコレステロール値を正常に保つだけでなく、体内で呼吸器細胞が正常に機能するために必要な栄養素。

この脂肪酸のなかでも、特に体に良い、aリノレン酸(えごま油、紫蘇油、アマニ油、くるみなど)、DHA&EPA(サバ、イワシ、カツオ、アジ、サンマ、マ グロなどの青魚)。


肺を老化させる食べ物

肺を老化させる食べ物は、塩分が多いもの、添加物が多いもの。

塩分が多い食べ物
 
塩分が多い食べ物は、うめぼし、塩辛、漬物、佃煮、カップ麺、加工食品、スナック菓子などが挙げられる。塩分の摂りすぎは血圧を上げるので、肺だけでなくほかのすべての臓器にも悪影響。

添加物が多い食べ物
 
添加物は体の毒。肝臓などが、そのろ過の役割りを担いますが、それでも多く摂取していると、癌などの病気を引き起こす原因。コンビニ弁当、外食、お惣菜などの出来あい品、漬物やお菓子などは極力さける。


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