2016年3月7日月曜日

積極的な認知症予防は、アンチ・エイジングなのだ

        認知症とは無縁の男 超多忙なオバマさん 1961年生まれ
 
認知症の特徴的な症状とは
記憶障害と認知機能障害。主なものとして、次のような症状がみられる。

  • 記憶障害
    古い記憶よりも最近の記憶がなくなる。記憶がなくなった事自体の記憶がない。

  • 計算力障害
    簡単な計算を間違えたり出来なくなる。

  • 感情障害
    情緒が不安定になり、被害妄想などうつの症状が出る。日常生活に支障をきたす。

  • 異常行動
    意味の不明な行動をする。この場合は認知症がかなり進んでいる。


認知症は、現在の医学では、残念ながら完治が見込めません。

代表的な認知症であるアルツハイマー病は、一旦発症してしまうと病状は進行してしまいます。

最新の医療では、完治できないまでも、進行度合いを大幅に遅らせることができるようになった。

しかも、発見が早ければ早いほど、認知症の進行を遅らせる可能性は高くなります。

そこで、最も良いのは、認知症を予防してしまうことだという考え方が、主流になって来ました。


積極的な認知症予防はアンチエイジング

認知症の予防は、成人病の予防であり、生活習慣の見直しでもあり、その対策方法は、そのまま、アンチ・エイジングということです。

認知症の予防法は、食生活、習慣、運動、トレーニングなどいろいろありますが、最も大事だと言われる、4要素があります。


認知症予防に最も大事な4つの要素

食生活

野菜、魚、果物を中心とした食事

運動

一日30分以上の運動

生活習慣(タバコ・酒・夜更かし)

最近の研究で認知症とタバコや酒の関係が明らかになっています。
タバコは百害あって一利なし。家族を健康の害に巻き込む危険性があります。

最近の情報(2014年6月)で「たばこを吸う高齢者は認知症になる危険性が2倍に」という結果が発表されました。

頭を使う

脳トレーニングは、よく知られていますが、その他にも、ゲーム、絵画、園芸など、認知症対策に良いことが知られています。

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