ホテルのある13番街から、東西に走るアノーヤターラン通りに出て、東方向に5分も歩けば、ショッピング・センター(ジャンクション・マウティン)に行ける。
小さなショッピングセンターだが、一通りのものが揃っている。1階と地下に有るシティーマートでは食料品と日曜雑貨が買える。1階にはパン屋さんが有り、飲み物なども注文できて、ゆっくりと落ち着ける座席が用意されている。
2階と3階は普通のファッション系の店舗に混じってレストランが有る。4階が最上階で主にフードコートになっている。その中で、中華系ミャンマー料理店に入った。メニューも写真付きで分かりやすく値段も手頃だ。多分、ファーストフード的にチェーン展開している店ではないだろうか。
遅い昼飯なので、シューマイとか小肉まんとか冷麺のようなものを頼んだ。お茶がたっぷり入ったヤカンと湯のみが出されるので、お茶はたっぷり飲めた。食事もまあまあ美味しかった。食事代は約2500チャット(約250円)だった。満足して、1階に降りて、パン屋で甘い菓子パンとコーヒーを注文して席に座り、ゆっくり楽しんだ。パン屋の代金は1200チャット(約120円)だった。
このショッピングセンターは、サイゴンのヴィンコムセンターなどと比較すると、小さくて少し野暮ったい感じは否めないが、無論、全館冷房が効いていて、快適だ。それに食事などもかなり安い。
停電は、頻繁にあるようだ。ホテルでも突然真っ暗になる。しかし、数分後には通電する。街路のあちこちに大型の発電機が固定されて据え付けられている。しかし、いきなり切れて、いきなり通電するのでパソコンなんかが壊れないか心配になる。ダウンタウンのど真ん中なのに、夜になると街路の照明が薄暗い。薄暗い中で、露天商のおばちゃんたちが買い物の人々を待っている。
サイゴン中心街のテト前の飾り付け照明の眩さと、このヤンゴンのダウンタウンの薄暗さを比較するとき、ミャンマー経済の出遅れを実感する。ベトナムと比較しても、15年から20年も出遅れているという感じだ。
<続く>
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