広々とした敷地に立派な宮殿のような建物が立っている。これが麻薬博物館だ。入館料は3千チャットだ。ガランとした内部には、ほとんど人がいない。黄金の三角地帯での麻薬撲滅に、如何に、ミャンマー国軍が尽力したか、というテーマの博物館だ。
ここの一階にある阿片窟の模擬体験通路が面白い。案内人に従って、真っ暗な通路を進み、各所に照らし出される阿片窟の様子を見ることができる。昔のお化け屋敷のような感じで面白かった。
館 外に出たら、次はどこに行くのかと、博物館のロッカー番のおじさんが問う。シュェダゴン・パゴダだと言うと、タクシーなら2千チャット以上払うなと、アド バイスしてくれた。おじさんに記念写真を数枚撮ってもらった。表通りに出て、掴まえたタクシーに幾らと聞くと3千と言う。2千にしろと言うと、2千5百だ と言う。もう、手を打って乗り込んだ。
シュェダゴン・パゴダは、さすがに圧巻だ。二度目の訪問だが、その神々しさに感動して圧倒される。 正に、ヤンゴン観光の目玉だ。入場料は8千チャット(8百円)だが、安すぎるほどで十二分にその値打ちはある。要するにピカピカの仏塔が林立する巨大なお 寺なのだが、バンコクの王宮に匹敵する規模と内容だ。時間をかけてゆっくり見学した。
次はアウンサン博物館だ。パゴダからタクシーで3千 チャットだった。アウンサン将軍が住んでいた邸宅で、スーチーさんの子供時代のベッドも有る。ごく普通のちょっと大きい木造二階建ての大きな庭付き一軒家 で、30分も有れば見て回れる。入場料は3百チャット(約30円)だ。
アウンサン博物館を出て、タクシーがいないので、歩いて南下した。カンドージ湖畔の日本大使館近くに出て、タクシーをひろった。ダウンタウンまで2千5百チャットで行った。夕方近くのせいか、渋滞がひどくなってきた。ダウンタウンの適当な所で降りて、ホテルまで歩いた。
途中、露店のおばちゃんから、小粒ミカンを5百チャット(50円くらい)買った。
にっこり笑顔で、一粒おまけしてくれた。全部で30粒位も有る。
これが甘くておいしいのだ!!
<続く>
舞元主杏の職業は、ノマド(本来は遊牧民の意味)です。海外旅行を楽しみながら、パソコンを使ってネット空間に収入の糧を得ようと奮闘努力の毎日です。外貨FXとか、クレジット・カードや化粧品や健康食品のアフィリエイトとか、いろいろ有るようですが、残念ながら、そう簡単に良い儲け話には遭遇できません。
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