ソウル地下鉄の市庁駅は、1号線と2号線が利用できる大きな駅だ。 地下のコンコースには、カフェや商店が並んでいる。 各種あんパンを売る店もある。 ここから、有名な繁華街の明洞(ミョンドン)まで、地下商店街を通って行くことができる。
ホテルの所在地を地図で見ると、この市庁駅から10分ぐらいは歩くだろう。 ・・・・・・ふと右手を見ると、目的のホテル・ダエウー・インが見えた。 迷わずに一発で見つけた。 まだ12時前だから、チェックインはできないが、荷物を預かってもらうのだ。
ホ
テルに荷物を預けて身軽になった。 これから付近を見てまわり、適当な所で昼飯を食べて、午後2時ごろ、チェックインに戻ってくる予定だ。
ホテルから、世宗大路18キルに出て、右折して明洞の方向に向かう。 歩道が狭いので、人を避けながら歩く。
ちょうどお昼時なので、お目当ての昼飯を求めて、大勢の勤め人が歩道を歩いているのだ。(因みに、キルとは、通りとか道路という意味)
左手に巨大な朝鮮ホテルが見える、その隣はロッテ百貨店で、向かいがヤングプラザ百貨店だ。 そのまま真っ直ぐ行くと、繁華街の明洞の真ん中に入る。 左手に歩いていくと地下鉄の明洞駅だ。
明洞の見学は後の機会にして、ロッテ百貨店に入り、地下のフードコートに行った。 ここで昼飯にしよう。 注文カウンターにはメニューが有り、写真で選び指差しで注文する。 私は石焼ビビンバを頼んだ。 日本円に換算すると円安のため800円ぐらいになる。 高すぎる!
お
金を払うと、円盤型の通報器を渡されるので、それを持って、ビビンバを料理している店の近くのテーブルに陣取る。
料理が出来上がると、通報器が点滅してブーンと振動する。 それを持って行くと、ビビンバを渡してくれる。
ちょっと高すぎと思うけれど、おいしく頂きました。 時計を見ると、そろそろ2時近くだ。 ホテルに帰るとしよう。
受付の男性が、部屋に案内してくれた。 彼の日本語は相当なものである。 部屋は小さい。 東京都心のビジネスホテルと同じくらい狭い。 まあ、安いからしようがない。1泊4千円で、朝食とインターネット込みなのだ。
部
屋にエアコンは有るが、そのリモコンが無い。 彼に聞いたら、これは冷房専用で暖房機能は無いという話だ。
それでは寒いではないかと言うと、韓国では日本と違い、オンドルの伝統から床暖房なのだよ、と教えてくれた。
実際、夜になって冷え込んでも、床がぽっかぽっかとして、部屋全体も適度の暖かさなのだ。
なかなか快適なオンドル式暖房であった。
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