2015年3月31日火曜日

韓国のインチョン(仁川)国際空港

アシアナ航空OZ736便は、順調に深夜の飛行を続けていた。 ほぼ満席の機内は、照明が消されて薄暗い。 眠っている乗客や、本を読んでる人、映画を見ている人など様々だ。 時たま、客室乗務員が、飲み物を配っている。

機 内の照明が明るくなり、後1時間ほどで着陸するというアナウンスがあった。 インチョン国際空港に着陸するのだ。 ベトナムとの時差は、日本と同じで2時間だ。 ベトナムの朝4時つまり韓国の朝6時に、B777の機体は、ゆるやかな降下に入った。 約5時間のフライトで6時45分に着陸予定だ。

窓からキラキラ光る海面が見えるようになると、シートベルト着用サインが点灯した。 ゆっくり降下していく。 20分ほどすると、海面が手の届くような近さに見える。 直ぐに、ゴットンという振動音がして主車輪が降りた。 いよいよ着陸だ。ドドド~ン、ズズズ~ン。 まあスムーズで良い着陸だ。

ちなみに、私の知る限り、着陸が一番上手いのは、ベトナム航空のパイロットたちだ。 彼らは、巨大機で、フェザータッチ着陸ができるのだ。 それは、ともかく、無事にインチョン(仁川)国際空港に到着した。 朝6時45分の定刻到着だ。 いよいよ韓国に着いたのだ!

乗 務員たちの爽やかな笑顔に見送られ、寝ぼけ顔で飛行機を出る。 途中の検疫ポイントには、早朝にもかかわらず、数人の担当者が目を光らせている。 ここでもエボラ出血熱は、非常に恐怖なのだ。 入国審査場には、すでに大勢の人々が列を作っている。 ハングル文字が理解できないので、一番すいてる列に並んだ。 ところが順番が来て、若い女性審査官に旅券を出したら、ここは韓国人だけと言われ、別の列を指された。

指された列に行くと、なるほど、「外人用」と英語のサインがある。 それほど待つことなく、順番が来て、ここも若い女性審査官だ。 両人差し指を、指定場所に置いて、指紋チェック方式だ。 一言も会話せず、審査官がテキパキと仕事して、わずか2分後、無事に通過できた。

先 ずは、韓国ウォンが必要だ。 ここで、いくらか両替しないと動きが取れない。 何ヶ所か両替所をチェックした。 ほとんど同じレートだが、わずかに差がある。 もっとも良いレートの所で、1万円を韓国ウォンに替えた。 この空港ターミナルは、地下1階から4階までだ。 地下1階には、庶民的なレストランやその他商店が並んでいる。 1~2階が到着階、3階が出発階、4階は展望階で高級レストランやコーヒーショップが在る。 この展望ロビーで、コーヒーとドーナッツを買い、そこで一息入れた。

ああ、あくびが出る・・・・・・眠いわ。

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