2015年3月31日火曜日

景福宮の伝統舞踏ショー~文化体育観光省のカフェ~世宗大路を歩く

今日は忙しいのだ。 なぜなら、数多くの観光スポットを見学しなければならない。 先ずは、ホテルで、美味しい韓式朝食を、腹一杯に詰め込んだ。 そして、一休みしてから市庁駅に向かう。

今 日も秋晴れ、観光にうってつけの清々しい天気だ。 地下鉄で景福宮駅に行き、5番出口から出て、宮殿参観チケット売場に行く。 私は、ついている。 今日は、文化の日なので参観無料とのお知らせが出ている。 そのせいか、外人観光客だけでなく、韓国の小学生や中学生など、子供たちが大勢来ている。 さすがはソウルを代表する観光スポットだ。

広大な敷地に、李氏朝鮮時代の宮殿が、いくつも建ち並んでいる。 ひとつひとつ見学しながら写真を撮る。 北に進み、敷地の西北部に在る高層楼の下に来た。 ここが民俗博物館だ。 その入口前の広場で、何か催しがあるようだ。

華 麗な宮殿衣装を身につけた十数名の美女たちが居る。 鐘や太鼓の楽器を使い、伝統的な踊りを披露してくれるらしい。 観光客たちが、周りを取り囲むように集まっている。 さあ、いよいよ始まった。 秋晴れの陽光の下、激しくも優雅な動作で太鼓を叩きながら、十数名の美女が舞い踊る。 同時に、きらびやかな伝統衣装が花開くように揺れてひろがる。 これは、素晴らしい。観光客たちは、もう夢中で写真を撮っている。

しばらくすると、別の美女グループが現れた。 先ほどとは異なる色彩の衣装をまとい、かなり大きな白扇子を各自が持っている。 始まった。 やはり力強い踊りだ。 扇子を閃かせながら、一直線から円になり、円から波のようにうねり、そして、扇子を開いて集まり、大きな花弁の形を作る。 素晴らしい。 観客たちの大きな拍手が巻き起こった。

その民俗博物館を見学してから、南に向かい、古宮博物館も見学した。 そして、景福宮を守る正門である光化門の下に立ち、この巨大な門を見上げた。 この光化門から、広々とした世宗大路が、南に伸びている。 すぐ 左手には、文化体育観光省のビル。 その3階には歴史博物館があるので、そこも見て回った。 見終えて出口を出ると、小さなカフェが有った。

そ のカフェには、観光客が居らず、ここの役所の職員らしき男女数名が、飲み物を手にして歓談しているだけだ。 静かで落ち着いた雰囲気だったので、私もコーヒーを注文して一息入れた。 何と、私のテーブルから、紅葉に染まる山並を背景にした、光化門と景福宮の諸宮殿が見渡せた。 コーヒーを飲みながら最高の気分を味わえた。

カフェを出て、世宗大路に戻り、南に向かって歩く。 すると、大路の中央に、巨大な李舜臣将軍の像が立っている。 その像の地下に降りると、李舜臣将軍センターという、将軍の偉業を展示している博物館になっている。 そこも見学して、地上に上がり、再び南に歩き続ける。

ああ、天気が良くて、気分がいい~!

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